核なき世界へ全力 きょう77回目広島・原爆の日 山口代表、慰霊碑に献花

広島は6日、77回目の原爆忌を迎える。広鳥市中区の平和記念公園では「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」(平和記念式典)が開かれ、被爆者や遺族、岸田文雄首相らが参列し、犠牲者に祈りをささげる。式典には、国連からグテレス事務総長が初参列する。
公明党の山口那津男代表は5日夕、平和記念公園を訪れ、原爆死没者慰霊碑に献花し、核兵器廃絶を誓った。斉藤鉄夫副代表、谷合正明参院幹事長、山本博司参院議員、日下正喜、平林晃の両衆院議員、党広島県本部(代表田川寿一県議)の議員が同行した。
続いて山口代表らは、同公園内にある韓国人原爆犠牲者慰霊碑へ。駐広島大韓民国総領事館の林始興総領事と共に花束をたむ手向けた。
献花の後、山口代表は「犠牲となられた方のご冥福をお祈りするとともに、被爆された全ての方々にお見舞い申し上げたい」と述べ、「核なき世界の実現へ引き続き全力を挙げる」と語った。