核兵器なき世界必ず 禁止条約会議、オブザーバー参加で/日本被団協の集会で山本(博)氏

核兵器なき世界必ず 禁止条約会議、オブザーバー参加で/日本被団協の集会で山本(博)氏

 公明党原爆被害者対策委員長の山本博司参院議員は11日、参院議員会館で開かれた日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の集会に出席し、あいさつした。

 山本氏は、原爆投下直後の「黒い雨」に遭った人の救済などを推進してきたと強調。核兵器禁止条約の批准に向けては「唯一の被爆国の日本が保有国と非保有国の対話の橋渡し役になることが重要だ」と述べ、締約国会議への日本のオブザーバー参加を政府に粘り強く求めていくと訴えた。

 また、戦後80年の節目である来年に向けて公明党が策定する「平和創出ビジョン」の柱の一つは核廃絶だとして、「核兵器のない世界をめざし全力で取り組む」と誓った。

 これに先立ち山本氏は、日本被団協から被爆者支援などに関する要請書を受け取った。

2024/10/12 公明新聞 2面