診療報酬、引き上げへ/脳脊髄液減少症の治療法/党PTで政府説明
診療報酬、引き上げへ/脳脊髄液減少症の治療法/党PTで政府説明
公明党脳脊髄液減少症対策プロジェクトチーム(PT、座長=山本博司参院議員)は1日、衆院第2議員会館で会合を開き、認定NPO法人脳脊髄液減少症患者・家族支援協会の中井宏代表理事らと共に、同症の治療に有効なブラッドパッチ療法の診療報酬改定について、厚生労働省から説明を受けた。
厚労省側は、来年度の改定で同療法の診療報酬を現行の800点から1000点まで引き上げる方針だと報告した。
オンラインで参加した日本脳脊髄液漏出症学会の中川紀充理事長は、現行の点数で患者への治療を続けることは厳しかったとして、見直しの方向性を評価した。中井代表理事も「改定によって、治療できる病院が増えればありがたい」と歓迎した。
2024年03月02日 公明新聞 2面