障がい者雇用促進へ/山本(博)氏、A型事業所を視察/愛媛・新居浜市
障がい者雇用促進へ/山本(博)氏、A型事業所を視察/愛媛・新居浜市
山本博司参院議員はこのほど、障がい者の雇用状況を調査するため、愛媛県新居浜市の就労継続支援A型事業所「株式会社クック・チャムmy mama」を視察した。笹岡博之県議、藤原雅彦・新居浜市議が同行した。
同事業所は、総菜などを製造・販売する「株式会社クック・チャム」の子会社で、2010年に設立。18歳から58歳までの障がい者20人と、雇用契約を結んでいる。山本氏らは、障がい者がコロッケのパン粉付けや野菜の下処理などを行う様子を見学。同事業所の日野浩司代表取締役は、「毎日同じような作業だが、生き生きと働いている」と話していた。
この後一行は、地域の障がい者や高齢者が働ける拠点として同社が整備を進めている「生涯現役の村」を訪れた。この村には、食堂や総菜製造工場、障がい者グループホーム、放課後等デイサービスなどを配備する計画。総務省が地域密着型の事業を支援する「ローカル10000プロジェクト」にも指定されている。
山本氏は、「地域の高齢者と障がい者が一緒に働けるモデル的な取り組みで、しっかり応援したい」と語っていた。
2021年10月06日 公明新聞6面